先週末、東京体育館において、東レ・パン・パシフィックオープンテニ
ストーナメントが行われました。期間中、雪などの悪天候の日があった
にもかかわらず、会場には大勢のテニスファンがつめかけました。ファ
ンの熱い視線は、優勝したサバチーニはもちろんのこと、ナブラチロワ
、サンチェスなど、世界ランキング上位選手に。そして、それ以上に伊
達公子、遠藤愛(まな)、この2人の日本人選手に注がれました。
結果は伊達、遠藤両選手とも、今大会の優勝者サバチーニに敗れてしま
いましたが、その内容は善戦で大いに会場をわかせました。
中でも特筆したいのは、遠藤選手。この6日に22歳の誕生日を迎えた
ばかりの彼女。伊達・沢松と同じく、日本テニス界期待の選手です。
今までで、最も上位の対戦相手は、ランキング17位のヘレナ・スコバ
。カナディアン・オープン3回戦で顔が合いました。この時は、スコバ
のランキングに心が惑わされ、本来のプレーができなかったと、彼女は
言っています。このころは、まだ精神力の弱さがプレーに影響してしま
ったようです。 今回の相手は、スコバ以上に手ごわいサバチーニ。彼女
のランクは3位。それに対し、遠藤のランキングは92位。サバチーニ
との90位近くの差は、以前のままの彼女であったら、試合前から相手
にのまれていたかもしれません。それが、1年もたたないうちに、彼女
はかなりタフになったようです。今回は「コートに入れば、フィフティ
ー・フィフティー。私の敵はボール、そして自分自身」という気持ちで
大会に臨んだそうです。 ゲームは6ー2、7ー5でサバチーニが取りま
したが、「振りまわされて、けっこうきつかった」とサバチーニがコメ
ントしていたように、1 時間40分は目の離せない大熱戦でした。
この遠藤選手も含め、最近の日本女子テニス界は注目の選手がいっぱい
。次の華麗なる女の戦いを制するヒロインは、だれ?