97年8月5日
そろそろNYへ行ってみたいな〜、と考えています。授業が始まる8月末までには行く
つもりですが、計画を立てるのが大変。しかも、肝心のアクセス手段を、自分達の車
で行くか、レンタカーにするか、これも問題。(いまだ、車も入手不可。もちろん、
電話も・・・)さて、旅行プランを練る中、欲しいものが・・・。それは、携帯電話
を入手したい〜!電話回線を家に引くことができないのなら、携帯電話という手があ
る!そうだ、よし!でも・・・。これも難しそう・・。また、新たな戦いの始まり?
97年8月6日
やっと、スキャナーもプリンターも届きました!!第2便の船便が届いたのです。
写真もアップできます。ほ・・・。さて、7月の日記を見たいな、というご意見を
数通いただきました。で。日記のページに入れるのは、今の構成の中では少し変な
ので、USAページに面白そうなものを徐々にアップすることにしました。(一部、
写真入りです。)徐々にアップしていきます。日付が入っていますので、日記同様
お楽しみいただけることと思います。
ところで、昨日書いた携帯電話の件。これも、暗礁に乗り上げてしまいました。
言うには、クレジットヒストリーが必要とのこと。日本で使っていたカードでの支
払の実績はこちらでは通用しません。アメリカで作ったカードで、一定期間買い物
をしてキチンと支払って、実績を作らなくてはいけないのです。で、私たちには、
それがない・・・。なんだか、社会保障番号、運転免許、そしてクレジットヒスト
リー・・・。ことごとく、生活する上での障害がでてきます。日本に来ているアメ
リカの人達は日本でこんな苦労をしているのでしょうか。電話回線をひくのに、在
留外国人届けが必要なんでしょうか。携帯電話を手に入れるために、日本でカード
を作って、一定期間、支払いをしているのでしょうか・・・。今度、マリアン(日
本にいたときの英会話の先生)に会ったら聞いてみようかしら・・・。
97年8月7日
皆さ〜ん!聞いてください!!やっと、やっと電話回線が家に引けました!!!
工事担当の人がたった今、帰ったところです。彼がジャックのところをごそごそと
して数秒後・・なつかしい電話回線のつながった音が聞こえる〜!もう涙が出そう。
思わず私は、「20th Century Sound!!」と叫んでしまい、工事のお兄さんに笑わ
れてしまいました。でも、まったく電話回線を確保できなくて不自由をしていたの
はわかってくれ「I know,I know」と言ってくれました。そうなんです、本当にかわ
いそうでした。で、ここ1ヵ月あまりを振り返り、今度、こちらで家を探すときは
新築は避けよう、とも思いました。でも、中古は中古で問題があるそうです。とい
うのは、前の住人が期日になっても引っ越ししない、という事が時々あるようで。
むむむ・・・。一長一短で難しい。それにしても、予定より1日早い電話開通!!
今日は記念すべき日になりました。で、この日記は家からアップしています!!
97年8月9日
は、は、は〜!!(唐突な笑い・・)携帯電話をGet!しましたよ〜!!やればで
きる!!人間、辛抱が肝心!!えっ?どうやって入手したの?クレジットヒストリ
ーっていうのがないと断わられてしまうんでしょ?という声が聞こえます。そうな
んです。実際に。でも、別の方法があった・・・。去年からこちらに来ているT氏
に、2台目を入手してもらい、それを借りる、という方法を取ることにしました。
彼なら、クレジットヒストリーもあるしOK。で、今日、無事に入手。T氏、ありが
とう。この場をお借りしてお礼・・・。で、この携帯は地下鉄でも通じます、と書
いてあったのでチャレンジ。本当に地下鉄に乗っている間も通じました。まあ、実
際に電話をかけている人はあまりいませんが。
97年8月10日
こちらに来て早いもので1ヵ月。毎日、大きくて固いパン、ベーグルを食べていた
私。ある日、無性に柔らかくてフワフワのクロワッサンが食べたくなった。さあ、
探すぞ〜。あのフワフワパン!(私は柔らかいパンが好きなのです)が、以外にも
種類が少ない。どこに行ってもベーグルばかりが目につく・・・。そうなると、余
計に食べたくなるのが心情。で、一生懸命探したらあった、あった〜!が量を見て
たじろいだ・・・。12個も入っている・・・何、これ。
この国は何もかもが大きいし、量もいっぱい。
これがそう・・・。
確かに料金は安い。これだけ入っていて4ドル99セント。でもね、だからと言って
こんなにぎっしり詰め込むことないのに〜。クロワッサンがケースの中で喧嘩してい
るじゃあないですか。これが普通サイズ。信じられない事実。これよりも少ないセッ
トもあるにはある。だけれど、売っている数も少なくて、夕方行ったらもう、ない。
必然的にこれを買うことになるわけです。結果、わが家のように世帯人数の少ない家
は、毎日クロワッサンの攻撃にあうことになるわけ。いくら食べても減らないパン。
贅沢なような・・・もったいないような?こんなことは日常茶飯事。お肉も厚みのあ
る固いお肉がいっぱいです。すき焼き・焼肉にするようなお肉は普通のスーパーでは
売っていません。渡米前にマリアンが「Paper Thin Cut」と頼みなさい、と言って
いたわけが、よ〜くわかります。う〜ん、松坂牛は偉い!(但し、あまり食べた経験
なし?!)
そう言えば、こちらの人は七面鳥をよく食べます。鶏肉のミンチは七面鳥がメインで
す。私は先入観で「七面鳥はクリスマスに食べるもの」と決めつけていたので、??
という感じもします。味は・・・。数回食べた限りでは、結構美味しいです。
97年8月13日
さあ、NYに出発です。朝、11時30分過ぎにDCを出て、一路、都会へ。ルートは
95をしばらくひた走り、途中からは有料道路?へ。NYが近づいてきて、ふと、右
を見ると、遠くに自由の女神が?!少し、かすんでいましたが、確かにそう!!途
中、休憩も入れて、道中4時間。(ノンストップだったら3時間ちょっとで着きそ
うです)運転するのは大変でしょう・・・。私はナビゲーターですので、運転せず
に楽をしていました。)途中、ふと右を見るとそこには自由の女神が?!この瞬間
はさすがに、ジ〜ンと来ました。2度目のNY。でも、こうして他の州から入るのは
別の意味で、アメリカ的な旅行をしている感動があります。
Holland Tunnel(ちなみに、このトンネルのNJからNYへの通行料は4ドル。高い!
しかも、首都高のように狭い!!)を抜けたら、そこはまさにBig Apple!!どこ
を見てもエネルギッシュな街ですね。それに人種のるつぼ。何て、すごい街なんで
しょう!!この街のパワーは、何から生まれるのでしょうか・・・。DCとのあまり
の違いに、しばし唖然・・・。
最近、景気がいいせいか、NYの治安がいい、と聞きます。ふむふむ、確かにそうで
す。通りによっては、殺伐とした雰囲気がありますが、全体を通して見ると、ゆっ
くりとしたイメージ。以前、訪れた時(3年前)との差に驚きました。タクシーも
何となく、こぎれいでシートのスプリングもよいです。このとき乗ったのが、たま
たまよかったわけではありませんよ。
夜は、主人の同級生のY氏ご夫妻と会食、メニューはもちろん、”おすし”です。
美味しかった〜。このお店の情報も載せようかしら・・・、と思う私でした。
97年8月14日
今日は、お昼すぎの時間に、会社のNY支局を訪問しました。久しぶりに行ったテレ
ビ東京NY支局、なんだか人がまったくいません。あれれ・・・。今、こちらも夏休
みを取っている人が多いせいかもしれません。
その後は街を、デジタルカメラを求めてひたすら歩きました。で、結論。東芝のデ
ジカメは、やはりこちらでは入手するのが難しい。で、Sonyは新しすぎて、品切れ
状態、ということ。でも!困ったときに助けて下さる方が!!こちらでお近づきに
なったある方が手配してくださることに。4週間ほどかかるのでは、とのことです
が、全然かまいません。現物を見ていませんが、Sonyなら問題なしでしょう。HPで
一応、仕様の確認もしたし。本当、手配してくださるNさんに、感謝、感謝です。そ
れにしても、数多い販売店をクルクル歩いて、その間には劇場の写真も撮って・・
2人ともかなり疲れてしまいました。(正確には、私の用事で旦那さまを引っぱり
回したわけです?!)
それにしてもNYにいると、動き続けなくてはならない気分になります。おかしなも
のです。私はホテルに戻った後、休む間もなく、元TBSの田中君に会うために外出
しました。彼は数年前にTBSを辞め、コロンビア大学のジャーナリズムコースの生
徒になったチャレンジャーです。このところ、関口さんの番組等でIrabu情報を伝
えているそうで。こちらでの生活について話しをしてくれましたが、日本にいた時
よりもイキイキとしていました。元気そうでなにより。
夜には、こちらの友人数人と、楽しいDinnerを楽しみました。その時に食べたイタ
リア料理がなかなかいい味!!劇場からも近いのです。で、早速、お店のオーナー
にお話しして、私のホームページに情報を載せさせていただくことにしました。こ
の旅を終え次第、アップしますので、お楽しみに。では。
97年8月15日
あっと言う間に、NY滞在を終え、次の目的地、Bostonに向かうことになりました。
Bostonまでは単純計算で4時間30分、と考えたのが間違い。唯一の救いは、早く
出て、ちょっと観光でもしようかな?と、早めに出たこと。お昼、12時30分に
Hotelを出て・・・。何時に着いたか、というと7時過ぎ?!何という事!!途中
の道が、2車線しかなくて、しかも拡張工事で車線規制があちこちに。勘弁して下
さい〜!!最初のうちは、全米ゴルフ(今回、丸山茂樹が大健闘)のトーナメント
会場があるNY郊外を横目に見ながら、丸山頑張れ、などと思っていたのですが、徐
々に、そんな余裕はなくなり・・・。もう、ぼろぼろ・・・。でも、こちらで主人
の友人と久しぶりの夕食を楽しみにしていたので、荷物を置いて、すぐに夜の高速
に乗り、Cambridgeへ・・・。ここからさらに悲劇が。
DCからNYへと、これまではとてもわかりやすい道の都市にいたので、すっかり街の
道は大丈夫だろうと、非常におおざっぱな地図しか持って出なかった私たちにとっ
て、Bostonの街は冷たかったのです〜。はっきり言って迷いました!同じ道をくる
くると。何通りという表示が非常に少なく(まるで東京のように)しかも、一方通
行がほとんど!これは港区麻布十番状態です?!しかも、街灯が少なくて、どの道
も暗い!!(住宅街だからでしょうか?中心部は明るかったです)半べそで涙目に
なっていたら、PoliceMan登場!!やった〜、助かった!「あの〜、道を・・・」
と言いかけたらたたみこむように「免許証を見せろ!!」ふえ〜っ、そんな・・、
免許証を見せて、さあ、道を教えてもらおう、と思ったら「救急車が来ているから
すぐに立ち去れ〜」と言い残して、消えてしまった・・・。何なの〜?!信じられ
ない・・・。(この異常事態はあとで詳細が判明。某有名ホテルの玄関前で、タク
シーが爆発?炎上。迷える子羊?を救っている場合ではなかったようです。)
こうなったら意地?自力で探し出すまでです。もう、限界という一歩手前でやっと
たどり着きました・・・。は〜。K氏、お待たせしました。
その後は、Boston名物ロブスターが美味しい、と地球の歩き方に書いてあった(ま
たしても登場!この本。)Legal Seafoodへ直行。私はサーモンを注文しましたけ
れど、ロブスターを注文した2人は、もう、満面の笑顔。私も、少しもらいました
が、これは美味!!新鮮で肉厚。こんな美味しいロブスターを食べたのは、初めて
です。Bostonに来たら、一度はお試し下さい。それにしても、道が難しい・・・。
そういえば・・・。NY DOWの下げ、驚きましたね〜。
97年8月16日
昨日の疲れがドッ、と出て、今日は少しペースダウン。宿泊しているホテルが郊外
のため、出かけるのにもちょっと躊躇しました。が・・・。周囲にあまりにも何も
ないので、渋々、中心部に行くことに。お昼には中華料理がいい!とChina Townに
行ったのまではよかったのです。が。BostonのChina Townは雰囲気が悪い!汚いの
は別に気にならないのですが、ものすごい悪臭、そして、街頭にたたずむ人達の雰
囲気が・・・。それに、たまたま見つけて入ったレストラン(Bostonの雑誌で中華
No1に選ばれたという広告を出しているお店)も、店員の人、店内の雰囲気が最悪
でした。なんでしょう。皆さん、BostonのChina Townはあまりよくありません。も
し、お腹がすいたらPrudential Center(プルデンシャル・センター)という建物
の周辺をおすすめします。このあたりは、東京の青山・表参道のような雰囲気で、
それほど高くなく、楽しめるお店がいっぱいです。私たちは、それに気付くのが遅
かった。で、中華でお腹がパンクしそうで、夕食は、なし・・。は〜。
97年8月17日
今日はBoston市内をTさんご夫妻と観光。まずは、ハーバード大学を見に行きまし
た。とても趣のある校内でした。途中、井戸があったりするのには驚きましたが。
その後はMITとBoston大学もクルッと見学。どの学校も本当に勉強するのに素晴し
い環境で、思わずため息・・・。う〜ん、羨ましい!!
その後は、Bostonで一番古い(1826年創業)というレストランUnion Oyster
Houseへ。ここは故JFケネディ大統領がお気に入りだったお店だそうです。場所は
41 Union St、木造の建物で、天井は低く、狭いお店です。でも、有名なだけあっ
て、店内は満席。ここではやはり有名なクラムチャウダー、店名にもあるオイスタ
ー、そしてロブスターを頼まなくては!!で、食べましたよ〜。すべて美味しかっ
たです。ただ、オイスターは身が薄くて小さいです。(私のようにカキが苦手なタ
イプにはちょうど良いサイズですが)クラムチャウダーはどこで食べても美味です
ね。日本で食べるクラムチャウダーよりも、こくがあって具もいっぱい!これはお
すすめできます。で。ロブスター!これがもう、何と言ったらよいのか・・・。
お子様用のようなロブスター柄のエプロンをつけさせられるのは、まあ、目をつぶ
って。肝心の味はとても美味!!いつもは、絶対に頼まないこの手の食べ物(ひた
すら食べ物と格闘することになってしまうため)ですが、これはその努力をしても
いい味。そうそう、ロブスターは、ボイルにした方がいいと思います。グリルにす
ると、せっかくの新鮮な身が細ってしまいますから・・・。
ただ、このお店にはフィンガーボウルという物がないのがちょっとマイナス。もう
一件のLegal Seafoodsでは頼むと出してくれます。ん〜、それにしても、旅の疲れ
も吹き飛ぶ美味しい食事。そして楽しい会話。これが、旅先で一番の楽しみです。
97年8月18日
さあ。今日は大変な日です!BostonからIthacaという町まで移動です。Ithaca?ど
の辺にあるの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。この町はCornell大
学という有名な学校があるのです。New yorkになるのですが、マンハッタンからは
4時間以上。Ithacaに行くのには、普通New york Cityから飛行機を使います。で
も。私たちは車でBostonからIthacaまで行くことにしました。地図上で見ると、DC
-New york間の倍・・・。愕然・・・。疲れもとれないまま、旅立ちました。で。
12時頃に出て、到着は夜の7時。でも、今回は道の表示が親切だったので、少し
楽でした。着いた頃にはぼろぼろになっていましたが?!どんな町か?と言います
と・・・。ん〜、とても田舎。大学の学校案内に「ここはとても田舎です。」とい
う内容の但し書きがあるほどですから、アメリカ人から見ても、本当に田舎なのか
もしれません。ただ、その分、治安はとてもよく、住みやすいと思います。
で、この町ではYさん夫妻とお食事。お二人も、この町に着いたばかりで、まだ生
活を整えるのに大変な中、私たちを迎えてくださいました。4人で、この町でもっ
とも美味しいであろう、レストランへ。このレストランは大学のホテル学科(この
学科、とても有名です)が運営するホテルの中にあり、学生がサーブなどをしてく
れます。無駄のない動きは、さすがでした。ここでも、美味しいワインとお食事を
いただき、その後はYさん夫妻のお宅におじゃましました。とても、すてきなお家
で、そこでもまたワインをご馳走になってしまいました。(何だか、飲んでばかり
?)楽しい夕食のおかげで、旅の疲れも吹き飛び、ぐっすり眠れそうです。
97年8月19日
Ithaca2日目。今日はアメリカ旅行の醍醐味の一つ、ナイアガラの滝を見に行きま
した。Ithacaからは3時間ほど。地図とにらめっこをしながらの旅です。今回の旅
行の中で一番少ない移動距離。でも、充分すぎる距離。着いた時には2人とも無口
に。で、肝心の滝!あれ・・・音がしない・・・?ここは確かにナイアガラ。でも
町はとても静か・・・。カナダとの国境も目の前で、もう、ロケーションは完璧!
あとは「どどど〜っ!!」という爆音だけなのに、Popsなんかが軽快に流れている
だけ・・・。しばらく歩いて、とりあえずアメリカからカナダへの国境越えの橋を
歩いて、カナダの検問へ。その橋を渡るにつれて、見えました!ナイアガラ!!聞
こえました!「どどどっ〜!!」という音!!想像していたよりも、すごい迫力!
これは見なくてはわからない凄さですね。
検問は、地球の歩き方の通り、25セントを払って通りました。「学生?」「どの
くらいカナダに滞在する予定か?」と聞かれただけでOK。あっさりしたものです。
で。階段を降りれば、カナダ〜。あんまりのんびりしていると、帰りがつらくなる
ので、早速行動開始。とりあえず”霧の乙女号”に乗らなくては!この船が有名な
滝のそばまで接近する船です。カナダドル10ドル10セントを(米ドルでも支払
可)払い、スロープを下っていきます。途中からはエレベーター、すると川べりま
で到着。
ここで、青いポンチョをもらいます。これを着ないと、確実に”水も滴るいい女”
になってしまいます?!完全武装して、船内に。2階の左前方がベストポジション
だ、ということなので、その場所をキープ!さあ、滝を目指して出発です。
最初は「ほ〜、凄いスケールの大きさ」などとのんびり構えていたのですが、滝に
近づくにつれて、そんな余裕はなくなり・・・。後はただ、水にうたれるばかり。
ナイアガラの滝、には2つ大きな滝がある、というのは皆さんご存じでしょうが、
”霧の乙女号”はまずAmerican Falls(アメリカ滝)に近づきます。この滝も迫力
がありますが、見せ場は何といってもHorseshoe Falls(ホースシュー滝)。この
滝に、ぎりぎりまで近づくのですが、もう、目の前は滝の水しぶきで真っ白。爆音
で会話も不可能。なぜか、ポンチョの中まで水が入り込む?!気分はもう、修行僧
?そうそう、ここに行くときには半ズボンを着ることをおすすめします。長ズボン
スラックス系は裾がびしょびしょになって、最悪です。
もう、これだけで充分満足だったので、再度、橋を渡って帰ることに。そう言えば
地球の歩き方には載っていないのですが、アメリカ側の検問を通る際にも25セン
トは必要です。あ、もちろん、パスポートは忘れずに。それにしても、ナイアガラ
の滝は、本当にアメリカのスケールの大きさを実感させてくれました。
おかげで、旅の疲れもちょっと?とれました。
97年8月20日
束の間の田舎体験も終わり。とても素敵なIthacaを発ち、また大都会NYに戻りまし
た。午前10時に出発、午後3時30分過ぎに到着。それにしても、移動続きで体
力は限界・・・。首と肩に痛みが〜。でも、そんな事は言っていられない、と劇場
に足を運びました。(無茶する〜?!)今回の旅行中にお芝居を観られるチャンス
は、今夜だけ。で、私が観た演目は?Blue Man。一度観ているのになぜ?それはで
すね、一度観ているといっても、数年経てば内容も変わったりしていたりするので
再度、チェックの必要あり、と雨の降る中を行ったのです。
で。感想は・・・。外しました〜、思いっきり。ちょっといただけません。今回観
たのが2階席だったせいか、それとも私が歳をとったのか?!思いっきり、つまら
なかったですね〜。構成もちょっと変えているのでしょうか?むむむ・・・。とり
あえずチェックしておいてよかった〜。で。Blue Manのページはちょっと変えます
ね。あ〜あ、つまらない芝居のせいで首、肩の痛みが倍増です。とほほ・・・。
97年8月21日
旅の疲れは最高潮!今日はDCに戻る日です。NYを発つ前に是非寄りたいところがあ
ったので、そこに行くことに。それはShiatu!そう、指圧です。便利帳で何箇所か
を調べておいたので、その一つ、Do-inをチェックしに行ってきました。住所の通
りに行くと、5th Aveなのに、怪しい雰囲気・・・。入り口には客寄せ?の黒人が
たむろしているのです。う〜む、でも、負けないぞ〜、とエレベーターホールにつ
き進んだものの、後ろから「おい、どこに行くんだ!」とどなり声。アメリカでど
こに行くんだ、と聞かれてここに、なんて答えてしまうのは、あまりに軽率。場所
はわかっているからOK、と言い残し上へ・・・。が、エレベーターのドアが開いて
さらにがっかり。人の気配がない。ベルを鳴らしても返事なし。その雰囲気が、あ
まりにひどく、指圧を受けるのはあきらめることにしました。
で・・・。小雨の降る中を歩いていたら、どこかで見た人を発見。横から見たら、
Nomo〜!そう、野茂投手だったのです。お友達のOアナウンサーと銀ぶら、もとい
5thぶらをしていたようで・・・。傘をさしているせいか、ほとんどの人が気がつ
かないのが不思議でしたが。
まあ、その後はどさんこラーメンを食べにいき、(何故かラーメンの気分だったの
です)マンハッタンから橋を渡ってNew jerseyへ。ここには”やおはん”がある、
と聞き、日本食(お米がメイン)を買いに。しばらく日本食店に買い出しに行かな
くてもいいように、と、結構な量。特に、お肉がなかなか困るので(こちらのスー
パーでは薄いお肉は買えないのです。あと、鶏肉のミンチがないのです。あったと
しても、七面鳥。なんだか、違う)めいいっぱい買い込んで、家に着いたのが、夜
9時過ぎ・・・。長旅が終わりました。疲れで頭痛が・・・。は〜。
97年8月25日
ドキドキ・・・。今日から学生生活がスタート。朝8時30分に集合して、簡単な
説明の後、いきなり15分でエッセイを書けという・・・。頭痛がまだ治らないの
に、さらに追い詰められているような気分。やっと、書き終わった、と思ったら、
今度はTOEFLをアレンジしたようなテストが休む間もなく始まって・・・。こんな
状態になるのはきっと学生時代以来。2時間半、ただひたすら回答用紙を見つめて
いました。は〜、終わった・・・。とお昼は放心状態。
で、午後。書類にサインしたあと、校内の各所を回って手続きをすることに。これ
が大変。一つ一つの校舎が離れているし、行った先には長蛇の列。私の番になって
、(ここまで1時間待ち。まるでディズニーランド)予想はしていたものの、ある
点で、事務のおばさんと大バトル?!これ、別に大した事ではないのかもしれない
のですが、スポーツ施設への入会金を授業料以外に支払え、というのです。
授業内容にスポーツが含まれていれば、話しはわかる。でも、そうではなくて、空
いている時間に利用しては、という説明書き。で、実際に利用する暇があるのか、
というと・・・ないのです。朝9時から午後4時過ぎまで授業はびっしり。その他
に宿題も山ほど出るらしい・・・。え〜、じゃあ、スポーツに勤しむ時間など、な
いじゃあないですか〜、利用したい時には別に入場料を払うから、それでいいだろ
う、と思ってしまった私。そうでなければ最初から授業料にスポーツ施設利用料を
含んだ料金を表示すればよい話し。(ほとんど、駄々っ子?)でも、この件につい
ては他にも同様の意見を持っている人がいるらしく、他のテーブルでももめている
気配。まあ、結果的に”決まりだから”ですまされてしまった・・・。がっかり。
その後は写真を撮ってIDカードを作り・・・。これで、明日からは色々な物が学生
料金。もちろん、ミュージカルにも学生料金で入場できる〜?!え?違うって?
97年8月26日
通学2日目。今日のメニューはWelcome Breakfastから始まって、学校内の見学ツ
アー。それと、26歳以下の人は予防接種を受けるように、という内容。で、当然
のことながら、朝ご飯はパス。朝わざわざ早く行ってまずいご飯を食べる必要ない
と判断して、さぼり・・・。学校内のツアーは、まあ必要と思われたので、出席す
ることにしました。ちょっと遅れたので、一団を探すのが大変。やっと見つかった
台湾の人達のグループに混ぜてもらうことに。
構内は広すぎて、覚え切れないほど。で、とりあえず、勉強に関係ある校舎を案内
してくれました。ここで、驚いたのがパソコンの台数の多さ!!ここに10台、あ
そこの20台はメール専用、この部屋の20台(マックも含む!)は24時間使用
可能と説明され、すごすぎるので目が点?!これが私のクラスに関係ある校舎だけ
の話で、理工系には当然のことながら数倍のパソコンがあったりするのです・・。
学生には一人一人にEメールアドレスも与えられるし、ふ〜ん、これはいい!!
実際に学校のEメールを使うかどうかは別として、先生とのコミュニケーションも
簡単に取れるし・・・ふむふむ、初めてアメリカでいいな!と思えるものに出会っ
たのでした。(こんな事以外に何もないのか〜?!)
97年8月27日
さあ、今日からやっと、本格的な授業がスタート!ドキドキのクラス分け発表!!
じゃ、じゃ〜ん!(ウインドウズを立ち上げた音ではないので、あしからず。)普
通(中ランク)とのこと、よかった〜、最低ランクでなくて・・・、ホ・・・。結
構、本気でビクビクしていたのです。
授業はまあまあ、ついていけなくはないのですが、担任の教授は宿題を山のように
出す、というので有名な先生だったのです。嘘〜、と思って、スケジュールを見た
ら、本当に山だった?!(笑)他のクラスはそんなことはないそうで。うう〜ん、
神が与えた試練なのでしょうか〜?!
さて、ランチタイム。でも、今日は大学にとって特別な日なのです。カトリックの
学校として有名なだけあって、授業スタート日には、「神がこの一年、目的達成に
導いて下さいますように・・」と、祈りを捧げるのです。基本的にはカトリック信
者がメインですが、無料でランチが食べられる、という特典?に釣られて、にわか
信者で、中庭はいっぱい。私も苦しい時の神頼み?!ちょっと敬虔な気持ちで、礼
拝に参加しました。あ、お弁当はもっていたのですよ、だから、食べ物に釣られた
わけではありません!!念のため・・・。
97年9月3日
今日は雨・・・。このところ風邪気味だったので、1時間目の授業はお休み。(サボ
りとも、言うかもしれない?)2時間目から出席しました。駅に着いたら、突然の雨
でびっくり。だんだん、天気が不安定な時期になってきました。季節の変わり目なの
かもしれません。
さて、通っている学校はどこ?というメールをいただきました。言っていなかったか
しら・・・。Georgetown という大学です。この学校、日本で言えば上智大学のよう
な雰囲気があります。学校周辺は古〜い石畳、ハイヒールなんて気取って履いたら、
足がぼろぼろになること、間違いなしです。だからというわけではありませんが、学
生は本当にラフな格好をしています。間違っても学校にCマークやVマークのバックで
登場したりはしません。クラスメートにはあらゆる国の人がいます。韓国・中国・台
湾を始め、インドネシア・サウジアラビア・それからカザフスタンの人もいます。
様々な国の人と話しをするのは、良い刺激になりますね。自分の国がどう思われてい
るのかも、掴めてくるのです。今日は他の人の国の印象について語り、それに対して
自国の事を紹介し、そのイメージのギャップについて語ろう、というもの。
日本についてのクラスメートの印象は”よく働く””寿司を食べる””優しい””他
の国の人の集まりに1人で混じるのは苦手””カメラをいつも持っている”という内
容・・・。皆さん、どう思います?!前半のは認めざるをえないものがありますが、
カメラをいつも持っているかしら・・・。あ・・・。使い捨てカメラがあった。それ
にしても、他国について抱いているイメージとその国の人々の自国分析、結構な差が
あるので驚きです。明日はこの授業のパート2。どんな発見ができるでしょう。
97年9月4日
今日はアメリカ人の生徒と他国の生徒の交流を深めるコーヒータイムなるものが開催
されました。ここで気がついたこと。アジア系の人々はどうしても集まってしまいが
ち、でも、以外だったのは、日本人は自国の人々で集まったりしないこと。日本人は
とかく、集団になりやすいと言われますが、いえいえ。私を含め、この時とばかりに
アメリカ人と会話をしていました。台湾、中国は皆、ひとつのテーブルに固まって動
かない、しかも、せっかく英語で話しかけられているのに、しばらくすると、母国語
で意味を聞いたりしだして、場が興ざめ。私はしばらく、その席に同席していて、ア
メリカ人とアジア系に挟まれていたのですが、アメリカ人の困っている様子が、手に
取るようにわかり、ちょっとかわいそうでした。
私の通っている大学は、学生が他の国の言葉を知りたい、というのに応えるのに積極
的なようで。このコーヒータイムも、大学側がセッティングしてくれたもの。その他
にExchange Program というのもあって、アメリカ人が英語を教える代わりに、こち
らは自分の国の言葉(私だったら日本語)を教えようというもの。なかなか良いアイ
デアです。ただ、日本語のニーズはちょっと少なめ。今の流行は中国語。ふ〜ん、そ
の国との将来性を睨んでの選択なんでしょうかね(笑)日本語を知りたい、という人
が少ないのがちょっと残念・・・。アナウンサーの話す正しい日本語を、知るチャン
スなのに?!ね〜。なんて・・・。
97年9月5日
今日は金曜日。普通だったら学校に行くのですが・・・。色々考えて辞めることにし
ました。クラス全体のバランスが悪いのです。クラス分けのテストはあったのですが
何だかばらばらで、しかも日に日に人数が増えるのです。能力の差がどの程度か、と
言うと、ペラペラに話せるけれども、文法が駄目な人もいれば、Socksって何?と、
真顔で聞いてくる子もいる・・・。信じられない状況。
で、もう一つ許せなかったのがHomeworkの解釈の違い。私たち(日本人3人)は宿題
(予習)をしてくるように、と言われたら、練習問題を含め、わからない単語は調べ
てから臨むわけですが、他の国ではHomework というと、別に何もしなくてもよい、
という解釈につながるらしいのです・・・。理解に苦しみますが、結果として、予習
でやっておくべきところも、授業中にわざわざ時間をとって埋めることに。そんな事
では先に進むわけはなく、ただただ、問題を解いて、答えあわせをして・・という状
況に陥るわけです。教科書に載っている以外の例文などを用いて説明をして欲しい、
と思っているのに、まったく駄目。
もちろん、私なりに先生に授業内容についての問いかけはしましたが、駄目・・・。
こんな事で一日が過ぎてしまうのはもったいない、しかも授業料の大半は、少ない貯
金から捻出したもの。こんな事で浪費してしまってよいのかしら、と考え、で、辞め
る事に。他の日本人の人も、同様の感想を持っているわりに、辞められない、と言っ
ていました。訳は、大学とのつながりが切れてしまうのが怖い、とのこと。大学内に
は自分のテーマに沿った資料が多いのだが、授業を辞めてしまうと、大学に足を運ば
なくなりそうで・・・、とおっしゃっていました。人それぞれなので、私には関係あ
りませんが。私も、せっかく、様々な資料があるのに・・とは思ったのです。でも、
説明を見ると、それらの使用料は戻ってこない。つまり、期間中は使えるわけです。
あとは本人の気の持ち方で・・・。私は、自分なりのスピードで勉強して、社会人向
けのジャーナリズムの授業をとったほうがよい、と結論を出しました。必要であれば
足を運び(片道1時間ですから)資料室を利用しようと思います。