97年7月3日
今日はいよいよ出発。とても慌ただしくて、見送りに来てくれた両親と落ち着い
て話す時間もそんなにありませんでした。ノースウエスト12便にて、さあ、一
路アメリカに!!なんという偶然か、同じ便には大学時代の同級生、りさが!彼
女はアメリカ人の人と結婚。独立記念日を、彼の家族と一緒に過ごすために、今
日、日本を発つそう。思いがけず、搭乗までの楽しい一時を過ごして、機内へ。
機内は北極顔負けの寒さ。毛布を2枚借りて、包まっていました。お〜、さむ!
・・・そして、アメリカはデトロイトに、同日着。・・・
ドキドキの入国審査。この日は、独立記念日を帰郷して祝おう!という人でいっ
ぱい!しかも、言葉の通じない人(英語の話せない人)が多い!!審査官もてん
てこ舞い、待っている私達は、イライラが最高潮!20分後、やっと私の番が。
入国の目的、期間、滞在先を聞かれて、後はひとしきり雑談・・・。本当は、乗
り換えの飛行機の出発時刻を知らなかったので、一刻も早く乗り換えのバスに乗
りたかったけれど、そんな事は言えるわけがなく、(だって、怖いんだもの〜)
ほどなく、解放?された私は、急いで乗り換えバスに乗り込みました。
ここまで、読んで気付いた方もいるかもしれませんが、私は「おお〜っ!これが
アメリカだ〜!!」と、感動する間もなく、さっさと行動しなくてはならなかっ
たのです。よって、その感動はもう少し後にやってくるのでした。(笑)
さて、無事に乗り継いでワシントンDCへ。間もなく着陸、という時に機体が大き
く右に旋回。すると、突然、六角形の建物が目に飛び込んできました。「わ〜、
・・・」(後は声にならない・・)それはあのペンタゴンだったのです。ガイド
ブックでしか見たことのない巨大な建物が、突然目の前に!!「私、アメリカに
来たんだ〜!しかも、その中心に!」そんな自分が信じられず、しばらく呆然。
出発までがあまりに忙しく、旅立つ心境になっていなかったようで?!初めて、
アメリカに足を踏み入れた実感が湧いてきました。空港には、主人が迎えに来て
くれました。よかった〜。パソコンにキャリーバック、そして、ゴルフセットま
で抱えて降り立った私。ニューヨークだったら、真っ先に狙われそうですから。
こうして、何とか無事に長旅を終えたのです。ホ・・・。
さて。これから、どんな生活が待っているのか、私にもわかりません。とりあえ
ず、明日は独立記念日!思いっきり、お祭りを楽しまなくては!!

97年7月4日
今日、7月4日はアメリカ独立記念日!国中がお祭り騒ぎの一日です。午前10
時に、国立公文書館前で植民地時代の軍隊の扮装をした一団が通りを行進、お昼
からは、各州の中・高校生や、各国の団体のパレードが行われました。私はパレ
ードから見学。日本のようにジリジリとした太陽が照りつける中、それぞれの行
進に拍手を送りました。が、その中に、ベトナム退役軍人の団体、そして間もな
く、在米ベトナム人の行進が・・・。アメリカの人達は、どういう気持ちで彼等
を見つめ、拍手を送っていたのでしょうか。その胸中は複雑なのでは、と考える
私は考えすぎなのでしょうか。とにかく、パレードで行進する団体に、人々は惜
しみない拍手と歓声を送っていました。
パレードを一通り見た後は、公文書館でアメリカ独立宣言の原文を見ました。見
てびっくり、というより当り前なのかもれませんが、ヘリウムガスで密閉されて
いる、という原文は手書き、しかもかすれていて、ほとんど見えませんでした。
でも、今日、このオリジナルを見る、という事はそれなりに大事な事のように思
えました。(ところで、この原文の警備をしている陸・海・空の兵士、ロンドン
の衛兵と同じく、微動だにしません。しばらくにらめっこしましたが、瞬きさえ
しない!降参です・・・?!まあ、皆さんにはにらめっこはおすすめしません)

公文書館の様子、そしてワシントン記念塔をバックにした私
夜はナショナルシンフォニーオーケストラによる演奏会(無料)そして、墨田川
花火大会にも負けない、大花火大会もありました。さて、その時私はどこにいた
か、というと・・・。焼肉を食べていました?!日本にいる間、一人で焼肉屋さ
んに入るほどの度胸のない私は、ずっと我慢をしていたわけです。いつもは、そ
れほどお肉が好きなわけではありませんが、時々、無性に食べたくなるのは、な
ぜでしょう。で、今日はその、無性に食べたい日、だったわけです。(笑)しか
も、お友達の戸澤さんから、美味しいお店の情報を入手していた私は、迷う事な
く、レッツ・ゴー!!色気より食い気、なんですね〜。(ちなみにこのお店、本
当に美味しかったです。)
お店から出てきたら、ちょうど花火の時間。全体がきれいに見えるので、近くの
駅まで移動せずに、その場で花火見物をしました。外国の花火は音だけで味気な
い、なんていう事を聞いていましたが、なかなかどうして。風情がありました。

7月4日特別付録
アメリカの人達は混雑が苦手らしい・・・?!
まあ、日本人だって混雑は好きじゃないです。
毎朝の通勤ラッシュ時に電車の中でつぶれている?人、チカンと間違われて
迷惑顔の男女。(最近は、女性のチカンも多いそうで?)思い出すだけでため息。
でも、アメリカの人達はちょっと違う。何が違うかって、言うと・・・。
まず、人と肌を接するのが苦手。これ、聞いたことのある方もいるかもしれません
が、その昔、私が演劇の勉強をしていた時、「西洋人を演じる時の基本。それは、
まず、人との距離です。彼等はどんなに混んでいても、人と肌を接するのを避けま
す。道を歩いていて、彼等が人とぶつからないよう、うまくかわしているのに気付い
たことはありますか?日本人は以外とこの点について無関心です。人とぶつかっても
あやまらない人なども最近の傾向です。この人との距離、というのは舞台上の動き一
つにも出てきやすいものですから、気をつけるように。」と言われた事があります。
ふ〜ん、そう言われて見てみると、確かにそう。
どんなに混んでいても人との距離を保とうとするのを感じます。
じゃあ、いざ、混雑に巻き込まれるとどういう状態になるか、というと・・・。
これがすごい・・・。こんな事をアメリカで体験するとは思わなかった私、
しばし、唖然。さて、それはというと、独立記念日の事なのです。
この日はアメリカ中が大騒ぎ。最後はダイナミックな花火で幕を閉じました。
興奮状態の人がいっぱいMetroに押し寄せて・・・。悲劇はここから始まった?!
まず、混んでいるホームでは押し合って落ちたりする人がいないように、
できるだけ列を作る、とか、ドア付近にいるとかするのが普通。(東京では)
それがない。まったくの無法地帯!ホームを埋め尽くす人の波。それをさらに
後ろから押す人。ホームは大混乱!!で、ちょっとでも先にと、人をかきわけて
前に出てくる人までいて、パニック!!そんな状態だから、電車もホームに入れない。困ったな〜・・・。
で、やっとの事で電車が駅に到着。降りる人を待つのは礼儀正しくて、これは
日本人も見習うべき。(降りる人がいるのに乗ろうとする人が多いでしょ。)
問題はその後。自分が乗る電車じゃないとその場で立ちつくしてしまうのです!
それじゃ、後ろにいるその電車に乗りたい人が、電車までたどり着けない。
でも、どかない。石地蔵のようになっている。私の近くの人だけかと思ったら、
どのドアでも同じ状態に。なんなの〜、お願い、どいて〜!!
で、さらに、乗ろうかな〜、とチャレンジするけれど、人と押し合うのは嫌、と
ドア付近で諦める人まで出てくる始末。おいおい、アメリカ人はチャレンジ精神旺盛
なんじゃないの〜?!この点は日本人の勝ち。どんなにギュウギュウでも、とりあえず押して乗ってみるでしょ。まあ、駅員さんも後ろから押すし・・・。
がんばれ〜、チャレンジだ〜!!と心の中で叫んだ私でした?!
悲劇はさらに。乗った人も奥まで詰めるという事は絶対にしない。車内の奥に、
また石地蔵・・・。だから。必然的にドア付近はギュウギュウ、奥はガラガラ、と
いう事に。(これは日本も同じ?)そんな混乱の中、電車はホームをゆっくり出て
いく・・・。
で、乗ったらそれでおとなしく、なんてわけはなく?!
びっしり詰め込まれた(とは言っても、日本の通勤電車の比ではなく、一応、
身動きが取れる状態です)車内も大騒ぎ。お祭りのせいか、酔いも手伝って、
皆、大声で喋りだす・・・。「あのままホームにいたら、私帰れないんじゃないか
と心配だったわ〜、お〜、ほっほっほ!!」なんて具合。
「私なんて、こんなに繊細だから、つぶれてしまうと思ったわ〜」と、見るからに
私の倍の大きさのおばさんに真顔で言われたときには、もう何も言えませんでした。
で、次の駅に電車がつくと。さあ、大変!一大事!!
奥でゆったりしている人達が”Make a hole!!Make a hole!!”(穴を作って〜!)と
叫びだす。そう言われたって、ね〜。困った顔の人々。それが見えていないのか、
ひたすらドアに向けて突進する人・・・。すさまじい・・・。
アメリカの地下鉄で、日本並みの混雑した状態にはめったに出会えない。
まあ、どんなに混んでいても人とぶつかるほどじゃないし。
だからこそ、こんな姿が面白く見えるのです。まあ、混乱しつつも、
それを楽しんでいる節もあり・・・。ですから皆さん、あえて私はおすすめしたい。
アメリカのお祭りの日の電車。(特にDC。花火が終わった直後から30分以内)
いつもと違うアメリカの地下鉄風景に出会えます。

97年7月7日
アメリカ5日目。やっと体調が戻ってきました。何となく疲れが残っていたので
すが、今日はなかなかいい調子。そこで!というわけではありませんが、ゴルフ
場に行ってきました。しかし・・・。暑い!日本も暑い日が続いているようです
が、こちらも同様。摂氏でいうと38度くらいです。しかも、風がない。もう、
ひたすら日陰を求めて移動していました。こちらのゴルフ事情は、というと、い
たってイージー。日本のように、1ヵ月も前から予約をする必要はありません。
(もちろん名門コースは違いますよ。私が行くのはパブリックコースです。)
打ちっぱなしには、小学生くらいの子供が数人。レッスンを受けていました。こ
の子達の中から、第二、第三のタイガー・ウッズが出てくるのかもしれません。
(そういえば、タイガー・ウッズ、勝ちましたね〜。)
ゴルフフィーは、ハーフで7ドル。打ちっぱなしは2〜3ドル。格好もT シャツ
でOK。袖なし、襟なしでも問題ありません。気楽なものです。コースの途中には
茶店などはありません。その代わりに、売店のおばさんが、ミニカートで移動し
てくれます。ハーフでの休憩もありません。そのまま、後半戦になだれ込む事に
なります。結構、ハードです。私は暑さに負けて、ハーフでギブアップ。帰った
後のビールの美味しかった事!!でも、ちょっとバテました(笑)
夜は、同じく日本から来ている方達と、楽しい一時。東洋人は結構、多いのです
が、日本人は以外と少ない。こういう所での出会いは、日本に帰ってからも貴重
だったりしますよね。皆さん、とても良い方達。充実した一日でした。
夜は天の川を見ようとちょっと外に出てみましたが・・・。見えませんでした。
残念。皆さんはご覧になりましたか?ここは星がとてもきれいに見える所ですが
天の川はだめ。仕方がないので、ネット上での鑑賞となりました。

今日は強い風が吹いています。でも、あいかわらず天気はピーカン。ちょっとは
雨でも降って〜、と思ったりします。そんな中、銀行の方2人と共に、夕方から
ハーフラウンドしてきました。スコアは・・悲惨で言えません。さて、その後は
久々に日本食を食べに行くことに。どこに行っても最近は日本食を食べられます
よね。便利になったものです。今日は「大阪すし」というお店にチャレンジ。
内装は日本と中国がなかよく混在していました。で、肝心の料理は、というと、
まず、焼き鳥が大きい!!日本のそれを想像していると大間違い!!しっかりチ
キンの身、なんです。味はいいですが。そして、お寿司。なんだかしゃりが温か
いのは目をつぶって、後は問題なし。味もなかなかでした。ただ、私たちはある
物がないのに気がついたのです。それは・・・枝豆!!最初にビールで乾杯!そ
の横には、必ず枝豆がひっそり、しかし、しっかりその存在を誇示しているでは
ありませんか。それが、ない。メニューにもない。枝豆〜、食べたい〜!とこれ
ほど思ったのは初めてです(笑)。これほど日本食が浸透してきたのです。次は
枝豆をメニューに加えさせよう、と密かに思う私でした・・・?!

結構、西海岸でチェーン展開しているらしい?!
Osaka Sushi。お願い、枝豆を置いて〜?!
97年7月10日
朝日新聞のネット版を見てびっくり。アメリオさんが辞任したと書いてある!!
後任も決まらず?きゃ〜、マックの先行きや、いかに。まあ、それはさておき。
TWA機の墜落から一年がたったとか。今日のニュースは、それについての公聴会?
の話題でもちきり。そういえば、3年ほど前に観光で来たときにはなかった、手
荷物検査でのパソコンのチェック。この事件がきっかけなのかわからないけれど
も、ただスキャンするだけではなく、ケースから出して立ち上げさせるのです。
「ジャ〜ン・・・。」こんな事をさせられるとは思わず、壁紙にビアンコ30連
続写真を張り付けていた私。画面いっぱいにビアンコ、ビアンコ・・・。恥ずか
しい。ちょっと変えるべきかな、と思ったりして?!ちなみにこのチェック、私
だけでなく、後からやってきたCBSの記者も受けていました。彼はIBMのパソコン
を「ジャ、ジャ〜ン・・・。」パソコンと見せかけて、実は爆弾、なんていう事
もあるのかもしれませんね。でも、いちいち出すのは大変!!なんとかして〜。