第3話〜大学入試について〜


梅津アナ「でもさ、結果的に君は大学は公立に入ったからとても親孝行だったけどさ。俺はね、私立に行っているでしょ。受験票を出したのが上智の英語と明治の文学の2つだけ。もう他は一切受けない。なんでかって言うと。その時の貯金で受験をしなくちゃいけなくて。2校分の受験料を払ったら、もう貯金がなかった。」

斎藤アナ「く〜・・・。」

梅津アナ「だからもう、どっちか受からなくちゃいけなくて。最初の上智の受験があって。明治を受ける前に上智に受かっちゃった。”こんな事になるんだったら上智だけにしておきゃよかった”と、今になったら思うんだけれど、”絶対俺が受かるわけがない”と思って受けておいた。で、受かっちゃったら親がもう、慌てふためいちゃって。まさか受かる訳ないと思っていたから。1年目の入学金と授業料は公庫に借りたんだ。2年目からは、昔やっていた喫茶店の常連のお客さんに小学生の子供がいて。”授業料に困っていて”なんて会話が、親同士の間で交されて。そこで契約されたのが、”うちの子の家庭教師をやって欲しい。その1年分の月謝を一気に渡します。それで授業料が払えるでしょ”っていう物。で”あ、それやろう!”とやったのはいいんだけれど。最初に全部お金をもらちゃって、それで授業料を払ってしまったから、あとはもう、働けど働けど月々の収入にならないという日々が続いていました。」

斎藤アナ「し・しぶい・・・。」

八塩アナ「それで回りが皆金持ちだったら嫌になっちゃいますよね。」

梅津アナ「そうなんだ。”ニューヨークに5年住んでいました”とかさ。そんなのばっかりだったんだ。」

茅原アナ「あれ、でも何で私立だったんですか」

梅津アナ「あ、それはもう。共通1次を受ける自信がなかった(笑)算数と理科がとにかく出来なくって。(斎藤アナ「算数・・・」)とにかく大学だけは私立に行かせてくれって。」


茅原アナ「そこで国立に行ったのが斎藤アナなわけですね。(一同”そこで差が出る訳だ”)

斎藤アナ「しかし。僕には卒業して1年目がありますから。」

梅津アナ「何してたの?」

斎藤アナ「まず高校の時に理系だったんですよ。でも大学4年、白衣を着て過ごすのって嫌だな、って思ったのと、大学院なんて死んでも行きたくないけれど、今時、理系は大学院まで行かないと就職出来ないな、っていうのがあって。文系〜行くか!って思ったのが高校三年の11月くらい。でも、そこから変えるのって難しいんですよね。特に国立は社会の科目の問題があるから、もう文系を受けるっていう事は、大学を変えなくちゃならない。そこでつまらないプライドが働いて、2つ受けられるんだから、とりあえず東大と京大を受けて、東大は理系で入っても途中から文系に行けるかもしれないな、と。で、私立は文系を3つ受けちゃおうかな?と。早稲田・中央・上智を文系で受けて、慶応を理系で受けたんです。で。最初に上智に受かった。で、入学金を払った。(一同”凄いじゃない〜、お金持ち”)でも、その後もドンドン受かるんですよ。早稲田が政経で受かったから、その時点で上智はサヨナラで、早稲田に入学金を払って。その頃になると、”もう、どこでもいいや”ってなっているから、まったくモチベーションはなくなって、最後の東大の時には前の日に遊んでいたら、東大だけ落ちたんですよ。京大も工学部には受かっているんですよ。で、浪人する気はないから、そのまま早稲田に行ったんです。それだけで入学金や旅費やらで150万くらいかかって・・・。」

梅津アナ「何でそんなにあったの?」

斎藤アナ「?あったんですよ・・・。」


茅原アナ「親心よ。」

斎藤アナ「そう。だからその時点で親孝行じゃないんですよ。」


茅原アナ「でもさ、頭がいいのにそんなに受ける必要があったの?」

斎藤アナ「って、皆に言われたんです。だからかなり無駄なんですよね。」

梅津アナ「受験に関しては、俺の方が貧乏だな・・・。」

茅原アナ「って言うか。ハングリーだったよね」

斎藤アナ「でも”もう一回、東大受けちゃおうかな”って言い始めて。で、受けて受かって入ったじゃないですか。その時には1年余分なお金を払っているから、もったいないと思ったんですけれど。これが東大に行って初めてわかったのが。国公立大学にも授業料免除がある!入ってみてわかった・・・。経済状態のみ、成績等は殆ど留年なんかをしない限り関係なし。だから僕、1年2年は授業料を払っていないんですよ。3年目も半額だけなんです。」

梅津アナ「じゃ、チャラみたいな物じゃない。」

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