Independence Ave.between 4th and 7thSt.SW
Open Hours 10:00-17:30
(202)357-2700
内部には一部、有料施設あり。
National Air and Space Museum Homepage
DCの観光で絶対に欠かせない、と言われるのがここ。航空・宇宙・天文に興味がなくても、その展示内容は充分に楽しめる、という事なので、行ってきました。(ちなみに私は、航空・宇宙・天文すべて、あまりわかってない人です。)
まずは。行ってびっくり、その広さ・・・。じっくり見ると8時間はかかるそう。そ、そんなに時間はない、どうしよう。とりあえずお腹を満たしてから行動開始!!(何だかすでに、先行き不安?)1階奥にセルフサービスのカフェ、その中2階にレストランがあります。ここのカフェから見る国会議事堂はなかなかきれい。お薦めですよ。軽くサラダ等をつまみつつ、館内地図片手に作戦を練る私。ん〜、すべての部屋を攻略するのは不可能だ・・・。これはやはり。代表的な展示コーナーにしぼった方がよさそう。で、まずは”触れる”「月の石」を見に行くことにします。
ここの見所の一つ、「月の石」。月の石はモールの並びの自然史博物館にも展示してあるのですが、ここの石は何と言っても”触れる”んですよ。月の石に触れるなんて、滅多にある事ではないでしょう?このチャンスは逃す手はない〜。
で・・・。展示してあるというフロアに行ってみました。入口を入ってすぐのホールです。「さっき入館した時には、気がつかなかったけれど・・・」とウロウロする私・・・。しばらくして、何だか、平らな台におそるおそる触れている人を発見!近づいてみると。"Touchable
Moon Rock"と台を支える柱に書いてある・・・。あれ?
”触れる”「月の石」って・・・。え?石?見ても石のかけらは見当たらず。何やら台の一部の色が違っている。「これ???」しばらく呆然とする私。平らだ・・・。

どうやらこれが”触れる”「月の石」
月の石って、石というからにはゴツゴツしているんだろう、そうに違いない!とワクワクしていた私。一気にがっかり。(ちなみにこう思ったのには伏線あり。”地球の歩き方97年版”には「地球の岩に一部を埋め込んであり、触れるようになっている」という解説と共に、どうみてもゴツゴツした岩を触っている親子の写真が載っているのです)ん〜、何だか違うな。がっかりしながらもやっぱり好奇心が勝って?!

手の大きさと比較するとその小ささもわかっていただけるかも・・・。
ちなみにこの石、1972年12月19日アポロ計画最後のミッションで、アポロ17号が持ち帰った玄武岩。触った感じは写真で見てもおわかりのようにツルツルした感じ・・・。がっかりしながらも「これに触ると宇宙人とコンタクト出来るかも」と考えてしまったりして?!(笑)
「月の石」に触ったらそこから右手奥に進みましょう。一番奥の右手の部屋(103号室)には、展示について物議を醸したB-29エノラ・ゲイのコーナーがあります。(展示コーナーは変更される可能性もあります。ご注意ください)
この展示については全米在郷軍人会の圧力で当初の予定と内容を大幅に変更せざるを得なかったそうで、結果的に当時の航空宇宙博物館館長だったハーウイット氏を辞任にまで追い込みました。これについては当時、日本のマスコミでもかなり大きく取り上げていましたから、覚えていらっしゃる方もいるのでは?入口の柱には、その一件についての顛末が書かれています。(写真右)まずはここに書いてあることを読んで、中に入ってみましょう。(航空宇宙博物館には日本語によるイヤホンガイドもあります。)
このコーナーに入ってすぐ目に入るのが入口の写真にちょっと写っている”R”と書かれた飛行機の尾部(tail)、これはエノラ・ゲイの機体の一部です。このマークは広島爆撃の直前に書かれたそうです。暗い室内で鈍い光を放って、重々しく感じられます。
エノラ・ゲイは機体そのままを展示するには大きすぎ、また重すぎたようです。(翼の全長43メートル・長さ30、2メートル・高さ9メートル・総重量62500キロ)ここには修復された機体半分が、内部の様子・投下した物と同型の爆弾のレプリカと共に展示されています。それらを見て行きましょう。

これが展示されている機体前半分です。後ろからは機内の様子を見る事が出来ます。
エノラ・ゲイは特別任務、原始爆弾投下用に作られたB-29型機計15機のうちの1機でした。エノラ・ゲイという名前は、同型の機体に墜落事故が多発している事や、原爆投下という歴史的任務を遂行するためにと、広島空爆の直前に機長チベット(Col.Paul
Tibbets)が、自分の母のファーストネームをつけたものだそう。機体へは広島への原爆投下へ発つ直前にプリントされたそうです。(機体写真右)

エノラ・ゲイが機内に積んで広島上空へ行き、投下したのと同型の原子爆弾がこれ(レプリカ)。"Little
Boy"という名前がついていたそうです。(重量4045キロ・直径0、7メートル・長さ3、2メートル)
広島のミッションには12人の人間が関わっていたそうです。チベット機長は1945年8月6日、8時15分、広島上空で原爆を投下。投下43秒後、閃光が空を包んみました。投下後、チベット機長は次のように語ったそうです。"Fellows,you have just dropped the first atomic bomb in history"このコーナーにはこのミッションに関わった彼等へのインタビューも交え、様々な形で原爆投下の意味を考えさせるつくりになっています。(インタビュー等ビデオの内容はもちろん、原爆投下に対するアメリカの考え・姿勢で作られています)

このコーナーに展示されている広島への原爆投下について伝える新聞の1面
原爆投下について考えた後は、2階に上がってみましょう。2階ではまず、第2次大戦時の各国の戦闘機、その国の軍人達の服装などを見ることが出来る部屋”第2次世界大戦の航空の間(205号室)”が見所。アメリカ・イギリス・ドイツ・イタリア・そして日本。どの国の戦闘機も、技術の粋を集めて作られた感があります。注目は日本の戦闘機ゼロ戦。

これが展示されているゼロ戦。大きいのでカメラに収めるのが大変。
解説にはこの戦闘機の本当のコードネームはZEKEであったが、ZEROと呼ばれていたという事と、1941年12月7日、パールハーバーへの攻撃と終戦までによく使われた機種と同型、とありました。
この階には、宇宙ファンにはたまらないであろう”惑星探査(207号室)””アポロの月への旅 (210号室)”などもあるのですが、この時点で私はもう、何を見たらいいのかわからなくなるほど疲れてきていて〜。(そのくらい広いのです。見るものをしぼらないと、大変な事になりますよ〜。)見るには見たのですが、ここの説明はパス!!(ごめんなさい!!)もう意識が朦朧としてきて・・・。
そんな私でも「おお、これは面白い」と思ったのが、2階ラングレー・シアター(有料)出口近くにある"Skylab Orbital Workshop"(スカイラブ軌道実習室)。初のアメリカ宇宙ステーション・スカイラブの予備船の内部に入る事が出来ます。(写真下)

宇宙での飛行士達の生活の様子が、内部を歩く際、ジオラマや写真でわかるようになっているのですが、これによれば、この宇宙船の中ではトレーニングマシンやなんとシャワーもあり、一通りの生活が出来るようになっていたよう。食事はトレーの枠が決まっているテーブルで足を固定しながら食べていたようです。(この写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、両足を固定しています。)
他にも見所はいっぱいあるのですが、私の集中力はこれが限界(笑)。興味のある方は是非、時間の余裕をゆったり持って見学してみてくださいね。